イーバくんの いー場だな

東京近郊で暮らす中で、改めて感じる茨城への想い

全国トップクラスだった!実はすごい茨城県の観光名所 ベスト11【2024年版】

毎年、某民間企業の都道府県魅力度ランキングで最下位が定位置の茨城県。これは、もちろん実際に魅力度が低い、ということではなく、「観光資源などの魅力が十分に伝わっていないから」と分析されています。
茨城県はなぜ魅力度最下位から脱出できたのか(連載:地域ブランド調査分析5 )|地域ブランドNEWS (tiiki.jp)

 

茨城県や各市町村も、ホームページ等で観光のアピールにかなり力を入れていますが、多数の市町村が多数の観光スポットをそれぞれアピールしているので、他の県の人から見れば「結局どこが魅力なのかよく分からない!というのが実情ではないでしょうか。

そこで今回、茨城県には実はスゴい観光名所がある!ということを、他の県の方にも分かりやすく知ってもらいたいと思い、シンプルにまとめてみました。

 

 

実はスゴい!茨城県観光マップ

茨城県には素晴らしい観光名所がたくさんありますが、あえて、その凄さが分かりやすい(「日本三大〇〇」等)11か所に絞ってみました。初めて茨城に行かれる方は、県北、県央、県南のどこかのエリアに絞って、まずは有名な観光名所を巡ってみてはいかがでしょうか。

実はスゴい!茨城県の観光マップ

県北エリア

日本三名瀑袋田の滝

 県北部の大子町にある、高さ120m、幅73mの大きな滝です。秋の紅葉、冬の氷瀑など、四季それぞれに美しい姿を魅せ、さらにライトアップされる期間もあります。日本の滝100選にも選定されています。
 「恋人の聖地」にも選ばれており、2人で座れるブランコがあったり、町の鳥「オシドリ」をモチーフにしたモニュメントもありますよ!

 

②国内最大級の歩行者専用橋「竜神大吊橋」

 県北部の常陸太田市にある、全長375m・高さ100mの歩行者専用橋です。紅葉の名所である竜神峡にありますが、世界でも数少ない100m級ブリッジからのバンジージャンプが楽しめるスリリングなスポットでもあります。2023年には茨城県の大井川知事もバンジージャンプにチャレンジしました。
 また、毎年5月のGWの頃には「竜神峡鯉のぼりまつり」が開催され、多数のこいのぼりが風景を彩りますよ!

 

③日本の渚百選「五浦海岸」

 県北部の北茨城市にある、「関東の松島」の異名を持つ景勝地です。近くには美術館もあり、岡倉天心横山大観野口雨情といった芸術家ゆかりの地でもあります岡倉天心がこの地に移り住んで建立した六角堂は、東日本大震災津波で流出しましたが、今は再建されています。
 アーティストと言えば、米米CLUB石井竜也さんも北茨城市の出身ですね!

 

県央エリア

④国内最大級の国営公園ひたち海浜公園

 今や茨城県で最も人気の観光名所になった、ひたちなか市の広大な公園です。春の一面のネモフィラの青、秋の一面のコキアの赤の風景は、誰もが一度はInstagramなどで目にしたことがあるのではないでしょうか。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」にも、世界各国の絶景スポットと並んで選ばれています。
 ひたち海浜公園があるひたちなか市には、新鮮な海の幸を味わえる「那珂湊おさかな市場」があり、また日本一の「ほしいも」の産地でもあります!

 

⑤日本の渚百選「大洗海岸

 昔から海水浴で有名な大洗海岸ですが、最近では特に、海中に立つ大洗磯前神社の「神磯の鳥居」が、絶景スポットとして全国的に有名になっています。近くには、サメの飼育種数日本一の「アクアワールド大洗」もあります。また、大洗町はアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台であり、ファンの聖地となっています。
 水戸から、鉄道「鹿島臨海鉄道大洗鹿島線」で行くこともできますよ!

 

日本三名園偕楽園

 金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ、水戸市にある日本庭園で、特に梅の名所として有名です。日本の都市公園100選にも選定されています。尚、隣接する千波湖、桜川周辺の園地を含めた偕楽園公園は、都市公園としては日本一の面積を誇ります。
 偕楽園を見た後に千波湖周辺を散策するのもいいですし、水戸の市街地も近く、街歩きも楽しいですよ!

 

⑦日本三大稲荷「笠間稲荷神社

 茨城県で初詣参拝者数1位を誇る、笠間市にある神社です。初詣に加え、10~11月に開かれる菊まつりが有名です。また、笠間市は伝統工芸品である笠間焼の産地であり、関東では栃木県の益子と並ぶ陶磁器の街となっています。
 笠間市は全国有数の栗の産地であり、道の駅などあちこちで、笠間の栗を使ったモンブランが人気ですよ!

 

県南エリア

日本百名山筑波山

 筑波研究学園都市の北にそびえる、男体山(標高871m)、女体山(標高877m)の2つからなる山です。日本百名山の中では最も標高の低い山であり、男体山にはケーブルカー、女体山にはロープウェイで、誰でも気軽に山頂近くまで行くことができます。山頂からは、東京のビル群や富士山を望むこともできます。
 筑西市の母子島遊水地や、下妻市の小貝川ふれあい公園も、筑波山の撮影スポットとして有名ですね!

 

⑨日本第二の湖「霞ヶ浦

 琵琶湖に次ぐ日本第2位の広さの湖で、釣りのメッカでもあります。日本百景にも選ばれており、季節によっては伝統的な帆曳船を見ることもできます。「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、霞ヶ浦を一周し筑波山方面に至る全長180kmのサイクリングロードで、土浦駅にはレンタサイクルやサイクリスト向けホテルもあります。
 土浦市は、日本三大花火大会が開催される街であり、また日本一のレンコンの産地でもあります。夏には土浦市出身の俳優・三浦春馬さんも「ぜひ見て欲しい」と語っていた、蓮の花が咲き誇ります!

 

⑩日本最大の大仏「牛久大仏

 全高が120メートルもあり、国内はもとより世界最大のブロンズ立像です。園内には花畑や小動物と触れ合える公園もあります。近くには「あみプレミアムアウトレット」があり、ショッピングも楽しめます。また牛久市内には、日本遺産に認定された明治時代に作られたワイン醸造場「牛久シャトー」もあります。
 また隣りの龍ヶ崎市はドラマ「366日」の舞台であり、鰻丼や、ご当地グルメ「龍ヶ崎コロッケ」でも知られています。合わせて訪れてみてはいかがでしょうか!

 

⑪東国三社「鹿島神宮

 神栖市の息栖神社、千葉県香取市香取神宮とともに「東国三社」と呼ばれている鹿嶋市の神社です。鹿島神宮の境内にある「要石」は大地震を起こす大ナマズの頭を、香取神宮の要石は尾を押さえつけているという伝説があり、地震からの守り神としても信仰されています。
 鹿嶋市を本拠地とするJリーグの鹿島アントラーズも、毎年ここで必勝祈願をするというパワースポットです。是非、ここを訪れてパワーをいただいてください!

 

いかがでしたでしょうか。
今回紹介した観光名所は厳選したものであり、茨城県には他にもたくさんの観光スポット、そして観光イベントやグルメスポットなどもあります。
ぜひ、茨城県で知られざる魅力を発見し、SNSやブログなどで発信してみてください!

※今回掲載した写真は、こちらのサイトのものを使用させていただきました
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