今年も某調査会社の「都道府県魅力度ランキング」で、茨城県が最下位となったことが多数のメディアで報じられました。過去15年間で12回目の最下位とのこと。
ただ、そんな状況に疑問を感じていたのか、多忙な仕事の合間に、地元である茨城県の魅力をSNSで積極的に発信していた俳優さんがいました。そう、三浦春馬さんです。
残念ながら、今はもう、彼がSNSで直接想いを伝えることはかなわなくなってしまいましたが、彼の言葉はX(旧Twitter)にまだ残っています。
彼の地元への強い愛・想いを風化させないためにも、ここで記事としてまとめておきたいと思います。
- 土浦の蓮の花
- 土浦全国花火競技大会
- 鉾田の海
- 龍ヶ崎コロッケ
- TWO WEEKSロケ地(水戸市、土浦市、つくば市等)
- 陶芸家・板谷波山(筑西市)
- 時空戦士イバライガー
- 番外編・三浦春馬の銅像
- 彼の思いは永遠に・・・
土浦の蓮の花
三浦春馬さんは、俳優として高校生の頃から東京で暮らしていましたが、仕事の合間に、時々地元の土浦市に戻ってきて、友人と食事をしたり、心の休まる時間を過ごしていたようです。
夏には、土浦市が全国一の生産量を誇る蓮根の花が、霞ヶ浦沿いに一気に花開きます。恥ずかしながら、自分もこれまであまり気に留めたことは無かったのですが、春馬さんは、たまに地元に帰ってきた時に蓮の花を見て、心が癒されていたのでしょうね。
茨城県、土浦市の蓮の花が綺麗だ。。。
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2019年8月4日
この季節から徐々に咲き誇るのです。
普段、気に留め無い方も是非見て欲しいものです。。🐎
でも、さすがの春馬さんも、「蓮根の日」までは知らなかったようですね。
お疲れ様です。昨日は蓮根の日だったとは。皆様のおかげで1つ地元の事学びました。有難う御座います🙂この後23:05〜【オトナ高校】第5話の放送を、またぐの禁止です。頑張ってる姿は誰かが必ず見ている。そんなメッセージ、感じて頂けたら嬉しく思います。🐎#オトナ高校 pic.twitter.com/yiO7tK7Hfl
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2017年11月18日
土浦全国花火競技大会
三浦春馬さんは、日本三大花火大会の「土浦全国花火競技大会」にも、子供の頃から親と行っていたようです。
そして、彼が全国47都道府県を回って日本の伝統技術や製品を纏めた書籍「日本製」の茨城県の取材では、土浦の花火大会でも何度も賞を受賞している、つくば市の山﨑煙火製造所を訪ねています。
鮮やかに咲いて、静かに消えていく花火の美しさも、彼の心にずっと残っていたのでしょうね。
皆さんこんにちは。「+act 3月号」発売になりました!
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2017年2月12日
連載第16回目の今回は、三浦の出身地、茨城県土浦市で開催される日本三大花火大会のひとつ「土浦花火競技大会」で、何度も最高峰の賞に輝く名門の花火会社を訪ねました。 pic.twitter.com/q5nMg3LRhN
鉾田の海
三浦春馬さんは、気分転換によく鉾田市の海岸でサーフィンをしていたようです。
彼がよく座っていたという、砂浜にあるテトラポットが、ファンの間では聖地になっていますね。とてもアクセスしにくい海岸なので、彼もここに来れば、落ち着いて時間を過ごすことができたのかも知れません。
鉾田と言えば、いばらき大使の磯山さやかさんの出身地。春馬さんも、存命であればそのうち、いばらき大使となって、茨城県の魅力PRに力を貸してくれていたかも知れませんね。
夏満喫🌊🐎#ほんと #上手くならないのよ#難しいのよ#でも楽しいのよ pic.twitter.com/kaofsoZwUQ
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2019年8月23日
鉾田ではないかも知れませんが、「天外者」で共演した三浦翔平さんと、「W三浦」でサーフィンも楽しんでいたようです。
写真載せるの忘れました。すんません。🐎笑 #三浦翔平 #サーフィン pic.twitter.com/pCyY4NBZiQ
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2018年8月22日
龍ヶ崎コロッケ
三浦春馬さんが龍ヶ崎市で「オトナ高校」のロケをしていた時、ケイタリングでご当地グルメとして有名な「龍ヶ崎コロッケ」を食べ、お腹も心も満たされたとのこと。
高橋肉店への感謝の気持ちと共に、地元茨城県のおいしいご当地フードをみんなに知って欲しいという、強い思いが伝わってくる投稿ですね。
この間、茨城県龍ケ崎市でロケをしていた日に 龍ケ崎の高橋肉店様からのケイタリングとして【高橋肉店のばぁちゃんコロッケ】を頂きました‼︎とっても美味でした。ご家族でホクホクのコロッケを振舞って下さってお腹も心も満たされました。有難う御座いました。春馬🐎#オトナ高校 #コロッケ pic.twitter.com/iCf8A2bsg4
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2017年11月28日
TWO WEEKSロケ地(水戸市、土浦市、つくば市等)
三浦春馬さんが主演したドラマ「TWO WEEKS」では、ロケ地として茨城県内のスポットがいくつも使われています。
春馬さんは、協力してくれた茨城県や、フィルムコミッションのスタッフ、エキストラの方々など、みんなに感謝の意を伝えていますね。
ドラマTWO WEEKS 出身地茨城県に多分に協力してもらっています。茨城フルムコミッションのスタッフの方々、本当にありがとうございます。そして参加してくれた茨城のエキストラのみな様にも感謝!🐎🍀 https://t.co/vtwmDwajnu #TWOWEEKS
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2019年7月21日
陶芸家・板谷波山(筑西市)
「TWO WEEKS」の投稿のリンク先に、三浦春馬さんのインタビューが掲載されています。
そこで彼は、茨城県への思いとして、陶芸家・板谷波山の素晴らしさについて熱く語っています。彼はこの中で「茨城県ってもちろん食べ物も美味しいし、自然も豊かですけど、文化として日本が誇れる人物がいることをもっと多くの人に知って欲しいですね。」と語っています。
食べ物や自然だけでなく、茨城県が輩出した誇れる人物をもっと多くの人に知って欲しいというのは、茨城県の広報活動にとっても貴重なアドバイスかも知れませんね。
時空戦士イバライガー
三浦春馬さんは、茨城県のご当地ヒーロー「イバライガー」に変身した時の写真を、自らインスタグラムに投稿していました。これは誰かに依頼されてやったわけではなく、自ら提案したとのこと。彼自身、地元のご当地ヒーローを応援したいという気持ちが強かったのでしょうね。
それは当時のTwitterやネット記事でも、「茨城県民の皆様が羨ましい」と大きな話題となりました。
「#たまに僕も #彼になって #茨城 #守ってるのよ #嘘です #ごめんなさい」というハッシュタグがお茶目ですね。でも、今も彼が茨城守ってくれてると、県民は信じてます!
【昨日の人気記事】「茨城県民の皆様が羨ましい」「戦ってる姿がみたい」 三浦春馬がご当地ヒーロー「イバライガー」に変身! https://t.co/zBHTAM4W2w pic.twitter.com/6NnqASvVvn
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2018年10月29日
番外編・三浦春馬の銅像
番外編です。三浦春馬さんが作品のために顔の型を取ったとのこと。
三浦春馬さんの生前の功績を後世に残すため、本当に地元土浦市あたりに三浦春馬さんの銅像立ったらいいなあ、と思ってしまいました。牛久大仏にも負けない茨城の有名モニュメントになるはず!
銅像になりました。新たな作品の為に顔の型を取りました。情報解禁お待ち頂ければ、銅像になった甲斐があります。春馬🐎 pic.twitter.com/PEZC7Nk6ad
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2018年3月19日
そう言えば、土浦市出身の「エレキの神様」寺内タケシさんの記念館が、去年、筑西市の「ザ・ヒロサワシティ」に開館したそうです。(ちなみに寺内タケシさんは、三浦春馬さんの映画を上映し続けている「土浦セントラルシネマズ」の館長さんのお兄さんですね)
三浦春馬さんの記念館も、彼が愛した地元・茨城県にできるといいですね!
彼の思いは永遠に・・・
いかがでしたでしょうか。地方出身であることを公表しない芸能人もいる中、彼は堂々と自らの出身地を表に出し、過酷な俳優業の合間に愛する地元の魅力を世に伝えることに努めていました。このブログは、そんな彼の想いを風化させることなく、後世にも伝えたい思いから作成しました。
彼のファンの多くの方が土浦を中心に茨城県を訪れ、茨城の良さを語ってくれているのは嬉しいことです。ただ、実際の茨城の地をあまり知ることなく、メディアやSNSで発信されている情報やイメージだけで魅力が無い地域と決めつけてしまっている方も、残念ながらまだまだ多いようです。
彼を失ったことは、地元にとっても、全国のファンにとっても悲しいことですが、是非、これからも春馬さんの思いがみんなに伝わって、彼の地元茨城の魅力を知ってくれる人たちが増えれば、きっと彼も、天で嬉しく思うことでしょう。
最後に、今年も「都道府県魅力度ランキング」で最下位となってしまった茨城県民にも元気をくれる、彼の言葉を残して終わりたいと思います。
おはよう。輝くために…今日も精一杯生きよう!✨—————————————————we should live life full potential.🐎🍀 https://t.co/YOdP768sov
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) 2018年7月7日