イーバくんの いー場だな

東京近郊で暮らす中で、改めて感じる茨城への想い

七海ひろきさんナビゲート!「いしおかアートスケープ」に行ってきた

12/2から、茨城県石岡市の「いばらきフラワーパーク」と「常陸風土記の丘」を会場とした芸術祭「いしおかアートスケープ」が始まりました。(2024/2/25まで)
フラワーパークの野外や、常陸風土記の丘の茅葺き民家にアートが展示されるという芸術祭は、とてもユニークな試みですね。
そして、この芸術祭のナビゲーターを、元宝塚でいばらき大使の俳優・七海ひろきさんが務めるということでも注目されています。
12/22に、この「いしおかアートスケープ」に行ってまいりましたのでレポートしたいと思います。

まずは話題の「石岡タロー」像へ

常磐道の千代田石岡インターチェンジを下りて、まず向かったのはJR常磐線石岡駅
ここには、今、茨城で話題となっている映画「石岡タロー」の像があるのです。
「石岡タロー」とは、昭和39年に石岡市の小学校に保護され、それから17年もの間、飼い主の帰りを待ち続けた1匹の犬の実話を元にした映画です。
今年10月から、茨城県内のいくつかの映画館で上映され、今は千葉県や静岡県の映画館でも上映するところが出てきています。そのうち、皆さんのお近くの映画館で見れる日が来るかも知れませんね。
いずれにしても、石岡の町に来たら、一度はタローに会いましょう!

石岡駅前の「みんなのタロー」像

古代の民家に入り込む異様な光景

石岡駅から車で10分ほどで「常陸風土記の丘」に到着します。
駐車場からお食事処を越えて、少し歩いた先に、有料エリアのチケット売り場があります。いしおかアートスケープの期間中は、フラワーパークと合わせた共通チケットが大人1300円で販売されています。 ※1/20からは1000円
有料エリア内には、いくつもの古代の茅葺き屋根の建物が並んでいます。いきなり、家の中に巨大なネコが横たわっているのが見えギョッとしました!

茅葺きの古民家の中に横たわる巨大なネコ

いきなり意表を突かれましたが、民家の中に入ることも出来るので、家の中のいろいろな角度から巨大なネコを見ました。芸術的と言うよりは、非日常的で面白いアートです!


他の建物の中にも、いろいろなアートが仕掛けられています。下の写真は囲炉裏のある部屋ですが、見る角度、光の当たり具合によっていろいろな見え方がするんですね。部屋の中を自由に歩き回れるので、人によって、いろいろな写真が撮れると思います。

囲炉裏の空間に不思議なアート

多数の水晶玉のような球体が置かれたアートもありました。それが古代の茅葺き屋根の建物の中に置いてあるので、古代と現代が融合した、何とも言えない不思議な空間となっていました。これも、見る角度によっていろいろな光景になるので、ぜひ動き回って楽しんでください。

古代と現代の不思議な融合

アートが置かれている建物は6つですが、他にも常陸風土記の丘には、いくつもの古い建物が再現されており、自由に中に入ることもできます。ぜひ、そちらも見て回って、古代の人々の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

古代の風景を今に残す常陸風土記の丘

七海ひろきさんコラボ七味で常陸秋そばを食べる

お昼になったので、駐車場近くにある御食事処「曲屋」へ。
ここでは、茨城名物・常陸秋そばを食べることが出来ます。
常陸秋そばは、やはりスーパーで売ってるのと違って、蕎麦にしっかりとした味と食感がありますね!
そして何とこの期間、「いしおかアートスケープ」ナビゲーターの七海ひろきさんがお好きということで、茨城名産・福来みかん入りの七味が置かれています!(「七味ひろき」と勝手に命名)
初めて蕎麦に入れてみましたが、みかんの風味って、そばつゆに合いますね!予想外に美味しかったので、結構たくさん入れてしまいました。

七海さん七味は蕎麦に合う!

三浦春馬さんも訪れたお菓子の名店へ

さて、常陸風土記の丘から、次の会場の「いしおかフラワーパーク」に向かいます。
その途中に、あの茨城が生んだ名俳優・三浦春馬さんが映画「恋空」の撮影の時にこのお店のチーズ饅頭を差し入れたという、老舗菓子店「銅山堂」に立ち寄りました。
ずっと山の方に向かったので、本当にお店があるのか不安になりましたが、石岡の街からかなり離れた、旧八郷町の街中にお店がありました。
平日でしたが、他にもお客さんがいて、やはりチーズ饅頭を買ってましたね。
チーズ饅頭を買って、帰宅後食べましたが、天にも昇るような美味しさでした!
石岡駅からはかなり遠いですが、車で来た際は、是非、立ち寄ってみてください。

あの三浦春馬さんも愛した「銅山堂」

フラワーパークにも不思議な光景

いばらきフラワーパークに到着しました。広大な平野のイメージが強い茨城県で、山に囲まれた盆地というのが、何か不思議な感じのするエリアです。
冬ということもあり、フラワーパークと言えども、咲いている花は少なめでした。でも、バラなのかハーブなのか、いい香りが漂っていましたね。
しばらく緩い斜面を進んでいくと、多数の円盤のようなものが風に煌めいていました。

多数の円盤?ここにも不思議な光景

ここも、アートの周囲をいろいろな角度から見ることができます。上から見ると、多数の魚の群れのようにも見えました。風の具合によって動きも変わって、これも美しさよりも面白さを感じました。
フラワーパークに展示されているのは、この1作品だけですが、スケールはこれが一番大きかったですね。

多数の魚の群れ?サカナくんが喜びそう

ちなみにフラワーパークでは、12/30までクリスマスイルミネート「Moonlight Rose Garden」が開催されています。お時間ある方は、ロマンチックな夕暮れ後のフラワーパークも体験してみてはいかがでしょうか。

七海ひろきさんコラボのスイーツセットを食べる

さて、フラワーパーク内も一通り歩き回ったのでゲートを出ましたが、忘れてはいけません。今、ゲートの外にある「ローズファーム カフェ」では、甘いものが好きな七海ひろきさんとコラボしたスイーツセットが販売されているのです!
マフィンとカヌレ2個とガトーショコラかな?これにコーヒーが付いて1300円だから、リーズナブルと言えるでしょう!
ただ、テイクアウト用なのでカフェの中で食べることができません。入場前に購入して、フラワーパーク内のお好きな場所で食べるのが良かったかも知れませんね。

今だけの七海ひろきさんコラボスイーツ!

「いしおかアートスケープ」いかがでしたでしょうか。
展示されているアート作品の数はそれほど多くはありませんが、普通とちょっと違うシチュエーションに置かれていて、トリックアート的な面白さも感じました。
あまりナビゲーターの七海ひろきさんの印象が無かったと思われるかも知れませんが、12/27から、写真を投稿した人から抽選で、オリジナルアロマルームミストと七海さんサイン入りボタニカルポストカードが当たる「Instagramキャンペーン」が始まるとのことです。12/26と1/19に七海さんがSNSで投稿されるそうなので、それが始まったら、もっとこのイベントも盛り上がってくるのではないでしょうか。
興味を持たれた方は、是非、「魅力度ランキング最下位」と言われている茨城県に来て、意外な魅力を発見して欲しいと思います!