イーバくんの いー場だな

東京近郊で暮らす中で、改めて感じる茨城への想い

【大洗~鉾田】茨城県に関東屈指のシーサイド道路が爆誕!?

茨城県って、山もあり、長い海岸線もあり、大きな湖や川もあるんですが、景色のいい所に道路が無くて、見えなかったり行けなかったりすることが多いのが残念なんですよね・・・。特に海は、朝日が水平線から昇ってくる東海岸なので、早朝のドライブなんて最高!なはずなんですが、海を横目に気持ちよく走れる時間は僅かで、すぐに道路は、海が見えない内陸に入っちゃう・・・。
そこで今回は、ここに道路を作ったら、湘南や九十九里にも負けない、素敵な海岸道路になる!という勝手な妄想を記してみました。

国道からずっと細道を入り、海岸まで行くのが大変な鉾田の海

(仮称)大洗鉾田シーサイド道路のルート

ルートについては、Googleのマイマップで作成してみましたので、詳細は下のリンクの部分をクリックしてみてください。

www.google.com

大洗の海岸沿いを通る国道51号は、日本原子力研究開発機構のあたりからずっと内陸に入ってしまうのですが、大洗鉾田シーサイド道路は、そこからそのままずっと海岸沿いに南下します!はい、それだけです!
そして、鉾田市の大竹海岸近くで再び国道51号と合流します。
マップをご覧いただければ分かる通り、ルートはずっと直線1本です!
(あ、これは手抜きしたからで、実際には完全に真っすぐにはならないと思いますが・・・)

 

大洗鉾田シーサイド道路の素晴らしさ

気持ちよく安全に海沿いのドライブが楽しめる!

先に書いた通り、茨城の海岸は本州の東海岸なので、特に早朝のドライブは最高に景色が良く気持ちいいはずです!朝焼けの中、BGMを聴きながらのドライブなんて最高ですね!さらに、道路沿いにヤシの木なんか並んでたらいいなー!(完全に妄想モード)
島とか巨岩とか、観光地的な変化には乏しい海なのですが、ずっと海沿いをドライブするには、そこに海があればいい!
しかも、ほぼ直線なので、安心感も高いし疲れない!(でも、ずっとよそ見運転は禁物!)

朝日が昇る早朝の鉾田の海

海岸や施設へのアクセスの向上

このルートには、いくつもの海岸やカフェ等の施設がありますが、現在は海岸に沿った広い道路が無いため、国道51号線から細い道をずっと入っていくしかありません。入る道を間違えたら、目的地まで辿り着くには結構苦労するかと思います。
このあたりの海岸やカフェは、今までは知る人ぞ知る存在だったと思いますが、もしシーサイド道路が出来たら、訪れる人も増え、地域の活性化にも寄与することは間違いありません。

また、これまでこの辺りの海岸でサーフィンや釣りを楽しんでいた方々も、道路から海の状態を見て、いいと思った海岸にアクセスしやすくなるのでメリットは大きいのではないでしょうか。
また、以前ブログで書いた、茨城県出身の俳優、三浦春馬さんがよく座っていたというテトラポット(勝手に通称「春馬ポット」)は、ファンの間では聖地となっていますが、場所が行きづらく分かりづらいため、せっかく遠方から訪れたのに辿り着けなかったという声も多いようです。シーサイド道路が出来れば、そんな悲劇もなくなりますね!

なかなか辿り着けない三浦春馬さんの聖地「春馬ポット」

茨城県の観光魅力度、イメージのアップ

シーサイド道路によってこの地域の観光魅力度やイメージがアップすれば、この地域が新たなリゾートエリアとして活性化・発展するのも夢物語ではないかも知れません。
茨城県は観光資源は豊富にあるが、観光に関してはブランドイメージが無いとよく言われます。ひたちなか~大洗~鉾田エリアが、例えば湘南エリアのようにブランドイメージが確立すれば、茨城空港経由で関西などの遠方から宿泊観光に来るようなケースも出てくると思いますし、台湾や韓国など、近隣の外国からの観光客も増えるかも知れませんね。茨城港にはダイヤモンド・プリンセス号のようなクルーズ船も寄港するようになりましたし、大洗からは北海道へのフェリー航路もありますので、観光魅力度がアップすれば、まだまだ来訪者数が伸びるポテンシャルはあるかと思います。
それは、これから少子高齢化で地方の存続が厳しくなっていく中での、明るい光になるとも言えるのではないでしょうか。

地域の津波対策の強化

千葉県の九十九里浜の海岸沿いを通っている、通称「波乗り道路」は、東日本大震災で発生した津波被害も踏まえてかさ上げ工事され、防波堤の役割も果たしています。東北地方で建設された通常の防潮堤は、海が見えなくなるということで不評でしたが、波乗り道路はその上を車が走れ、景色が楽しめるようにしたのは、いいアイデアだと思いました。
茨城県も千葉県の外房エリアと同様、外海に面しており、今後、再び津波が襲来することが無いとは言えません。防波堤を兼ねたシーサイド道路により、観光振興と津波対策を兼ねるという発想も有りなのではないでしょうか。

シーサイド道路実現へのハードル

いいことばかり書いてきましたが、実際に実現しようとしたら、多くの課題があることも間違いないと思います。
第一に、やはり建設費用ですね。国道はすでにやや内陸を南北に通っているので、県や市町村が負担をしないとならないのでしょうね。市町村も、大洗町鉾田市に跨るので、調整も大変かと思います。
そして、既にその地域に住んでいる方々が、こういった構想に賛同いただけるかも大きいと思います。これ以上発展しなくてもいいから、今まで通り、静かな場所であって欲しいという考え方も有るかと思います。このあたりは、世代によっても考え方は違うかも知れませんね。

 

いかがでしたでしょうか。実は、このマップをTwitterで出してみたところ、複数の方から賛同の声をいただいたということがあって、今回、ブログの記事にしてみることにしました。
あくまで個人的な構想(と言うより、妄想か)を記したものなので、いろいろと抜けている点や間違っている点もあるかと思います。
ただ、個人的には、こういうものが実現したらいいな、と思っていますので、引き続き、ご意見、感想などいただけると嬉しいです!